【お散歩MAP付き】博物館・ギャラリーを巡る!オアハカのアートな1日(メキシコ)

メキシコ

メキシコ屈指の人気の街、オアハカ。

オアハカ州は先住民族の比率が国内で最も多く、
現在も古い文化が色濃く残っています。

料理や民芸品、建造物など、
多種多様の魅力があり、見どころはたくさん!

さらにオアハカ市内は、アートが盛んな街としても知られています。

街には数えきれないほどの博物館やギャラリー、工房があり、そのほとんどが無料なんです!

それぞれ街の端から端まで点在しているので、
順序よく巡ることがポイントです。

この記事では実際に行って楽しかった場所を
お散歩マップにして紹介していきます!

(個人的に、街歩きの時にお手洗い探しに彷徨うことがよくあるんです…。
こちらの記事ではお手洗いの有無も明記しますね!)

滞在期間 2024年11月25日〜12月11日
1メキシコペソ=7.7円(2024年12月時点) 
※市場などカード対応していないお店があります。

【MAP付き】1日の流れ

オアハカ市内の北に位置するオルガニコ・ラ・コセチャ市場から、1日は始まります。
ここから徒歩10分以内の移動でそれぞれのポイントへと向かいます。

それぞれお休みの日があるので、ご注意くださいね!

また、オアハカ文化博物館の奥のスペース以外は全て入館無料です。
(チップの箱が置いてあることがあります。)

オアハカ1dayプラン
  • 11:00
    オルガニコ・ラ・コセチャ市場(ランチ)
    ※月、火曜定休

    ↓徒歩5分

  • 12:00
    グラフィックアートセンター 

    ↓徒歩1分

  • 12:30
    オアハカ文化博物館 ※月曜休館

    ↓徒歩7分

  • 14:00
    切手博物館 

    ↓徒歩6分

  • 14:30
    フォトグラフィックセンター ※火曜休館

    ↓徒歩4分

  • 15:00
    ブーレンク(カフェ休憩)

    ↓徒歩2分

  • 16:00
    ルフィーノ・タマヨ博物館

    ↓徒歩9分

  • 17:30
    サンペドロ文化センター

    ↓徒歩1分

  • 18:00
    テキスタイル博物館

    お疲れ様でした!

❶【オルガニコ・ラ・コセチャ市場】中庭でオーガニックランチ

オアハカ料理やフレッシュジュース、ケーキなどを楽しめる屋台が集まるオルガニコ・ラ・コセチャ市場(Mercado Orgánico La Cosecha)。

オアハカ唯一のオーガニックマーケットです。
中庭に席があり、複数のお店でちょっとずつ買って食べることができますよ。

チップ制のお手洗いが有ります。

中庭を囲むように
たくさん屋台があります。
オアハカ名物、トラユダ。
デザートもありますよ。
オーガニックのお野菜も
売っています。

アクセス

街の北側にあります。


❷【グラフィックアートセンター】世界の芸術の本を所蔵

グラフィックアートセンター(Oaxaca Graphic Arts Institute)は
芸術関連の書籍を5万冊以上所蔵する図書館。

世界各国から集めているようで、日本の本もありました。

建物の奥には中庭があり、本を読んだり作業することができます。
とっても静かで落ち着く空間ですよ。

入館無料です。
Wi-Fi、お手洗いもあります。

中庭
メキシコの民芸品の本。
スペイン語がわからなくても
見ていて楽しいです。

アクセス

オルガニコ・ラ・コセチャ市場から徒歩5分です。


❸【オアハカ文化博物館】美しい聖堂と古代の宝庫

オアハカ文化博物館(Museo de las Culturas de Oaxaca, Santo Domingo)は、
1575年からおよそ100年かけて建設された、歴史あるサントドミンゴ教会に隣接しています。

展示物はもちろん、重厚感ある建物を緻密な装飾が見どころ。

オアハカ近郊の遺跡からの出土品や、
先住民族に伝わる民芸品の展示があります。

入り口では手荷物検査が必要です。
そこを通ると手前に2つ展示室があり、それらは無料です。

さらに奥に進むには、入り口でチケットを購入します。
(手前の展示室を見てからでもチケット購入可能です。)

有料スペースにのみお手洗いがあります。

美しい建物。
手前のお部屋。
一つ目は企画展が行われています。
二つ目のお部屋は常設展です。

アクセス

グラフィックアートセンターの徒歩1分。
ほぼ目の前にあります!


❹【切手博物館】世界の切手やメールアート

切手博物館(Museo de la Filatelia de Oaxaca)は
各国の切手の展示や、メキシコで流通していた切手の歴史を見ることができます。

館内は大きくないので、短時間で見れますよ。
センス溢れるデザインばかりで、とても楽しいです。

入館無料です。
お手洗いもあります。

外観
メールに関する展示が多いです。
どれもデザイン性が高く、
とっても楽しかったです。

アクセス

オアハカ文化博物館から徒歩7分です。


❺【フォトグラフィックセンター】オアハカの現代芸術に触れる

フォトグラフィックセンター(Centro Fotografico Manuel Alvarez Bravo)では
主に写真の展示がされています。

ギャラリーなので、常設はなくその時々にとって内容は変わります。

私たちが訪れた時は、メキシコの先住民族がジャングルで暮らしている様子が撮影されていました。

こちらも館内は広くなく、
短時間で見ることができるのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。

入館無料です。

民族の暮らしを伺える
いい展示でした。
中庭も綺麗です。

アクセス

切手博物館から徒歩6分です。


❻【ブーレンク】パンが美味しいカフェで休憩

ブーレンク(Boulenc)はパン屋併設のカフェレストラン。

菓子パンやタルトなど種類豊富です。
中庭の席に座って、ほっと一息ついてくださいね。

ちなみにピザ窯もあり、夜はピザ屋さんです。

外観
お隣のパン屋さんで
その日のラインナップが見れます。
レモンケーキとガトーショコラ。
美味しかったです。
大きかったので半分持ち帰りました。
ランチタイムが過ぎれば
店内は落ち着き、居心地いいです。

アクセス

フォトグラフィックセンターから徒歩4分です。


❼【ルフィーノ・タマヨ博物館】充実の考古学コレクション

ルフィーノ・タマヨ博物館(Museo de Arte Prehispánico de México Rufino Tamayo)は
オアハカで一番大きい考古学博物館

オアハカで栄えたサポテコ、ミステコ文明を中心に、
それらに影響を与えたテオティワカン文明などの出土品が展示されています。

5つの部屋からなる館内は無料とは思えない充実度です。

ルフィーノ・タマヨという壁画家のコレクションだそうですが、
個人でここまで集めれるものなんだなと、別の驚きもありました。

英語の説明文が書かれた紙が各部屋にあります。


入館無料です。
お手洗いもあります。

中庭
様々な出土品。
なんだかワンちゃんのモチーフが
多かったです。
癒されました。

アクセス

カフェ、ブーレンクから徒歩2分です。


❽【サンペドロ文化センター】落ち着いた中庭と図書館

サンペドロ文化センター(Centro Cultural San Pablo)は、
美しい中庭を中心に、展示室、図書館、お土産屋さんが併設されています。

展示室には現代芸術、
図書館の手前のスペースには、古代の出土品についての研究内容が展示されています。

入館無料です。
お手洗いもあります。

展示室
中庭。
左上に見えるのが図書館です。
出土品についての研究を
まとめた展示。
図書館
お土産屋さん

アクセス

ルフィーノ・タマヨ博物館から徒歩9分です。


❾【テキスタイル博物館】オアハカ州の織物が集結

テキスタイル博物館(Museo Textil de Oaxaca)は
オアハカ州で栄えた織物や刺繍、レースが展示されています。

緻密な技術、可愛らしいデザインには感動しました。

私は民芸品、中でもテキスタイルが好きなので、
この博物館が一番楽しかったです。

入館無料です。

外観
主に伝統の織物の展示がされています。
現代的なテキスタイルの展示もあります。
2階にはオアハカ州のテキスタイルデザインの
分布図がありました。
多様な表現の広がりが興味深かったです。

アクセス

サンペドロ文化センターから徒歩1分です。


最後に

以上、オアハカのギャラリー・博物館を巡る1日お散歩コースでした。

好きなものによって、展示を見るスピードは多少変わると思うので、
時間は大体の目安にしてください!

また、かなりの時間立ちっぱなしになるので、
図書館の椅子に腰かけたりなんかして休憩してくださいね。

時間に余裕がある方は2日に分けるのもいいと思いますよ。

ご自身の旅のスタイルに合わせて、
是非この記事を参考にしてくださいね!


旅のことで質問等ありましたら、いつでもお気軽にメッセージください。


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