メキシコの大自然を体験できるアドベンチャーパーク、エクスプロール。
ジャングルに覆われた洞窟を利用して作られた施設内では、さまざまなアクティビティを通して冒険気分を味わうことができます。
陸ではジップラインやバギー、そして近年新しく登場したウォータースライダー。
地下では鍾乳洞に覆われたセノーテで泳いだり、カヌーを体験できます。
そしてチケットは、飲食代なども含まれているオールインクルーシブ!
各アクティビティは何度でも楽しめて、好きな時に食事が取れます。
この記事では、一番安いアクセス方法と、お得なチケット購入方法、各アクティビティの紹介をします。
施設名:エクスプロール パーク(Xplor Park)
住所:Carretera Cancún -Tulum Km 282, Puerto Juarez, Solidaridad, 77710 Playa del Carmen, QROO, Mexico
電話:+52 998 883 0524
ウェブサイト:https://www.xcaret.com/es/parques-y-tours/entrada-xplor/
営業時間:月曜日から土曜日
【午前】9時~17時
【午後/ライトアップ】17時30分~22時30分
滞在日 2024年10月23日
1メキシコペソ=7.6円(2024年10月時点)
早めがお得!チケット購入方法、料金内容
大人:2,924.8ペソ(22,198円)
子ども:2,193.6ペソ(16671円)
※2024年10月の料金です。時期によって変動します。
※子ども(5〜11歳)の料金は大人料金から25%引いたものになります。
早めに購入することで割引があります!
10%オフ:7〜20日前(シカレなど、複数のパークやツアーと併用は不可。)
15%オフ:21日以上前
20%オフ:21日以上前かつ、2つ以上のパークやツアーを申し込んだ場合
チケットはこちらのサイトから予約可能です。
エクスプロールは1日あたり1500人までの入場制限があります。
私たちが訪れた10月は定員に達することはありませんでしたが、
ハイシーズンは早めの予約が必要です。
当日は受付で、予約表と共に、パスポートの提示が求められるのでお忘れなく!
一番安い!自力で行く方法!
送迎付きのツアーも多く存在しますが、この記事では一番安い行き方を紹介します。
カンクンからは、ADOバスで1時間半。
プラヤ・デル・カルメンからはコレクティーボで20分ほどです。
コレクティーボの乗り方についてはこちらで詳しく説明しています!
プラヤ・デル・カルメンから
街の乗り場から、エクスプロール行きのコレクティーボ(乗り合いバン)が出ています。
ちなみに、シカレ(エクスプロールの隣にあるテーマパーク)や、カンクン、トゥルムへのアクセスも可能です。
安いので是非活用してくださいね。
乗り場はこちら!
所要時間は20分ほど。
料金は35ペソ(約270円/2024年10月時点)
※現金のみ
「Tulum行き」に乗ればエクスプロール方面に走ります。
乗り場に従業員がいるので、行きたい場所を伝えると案内してくれますよ。
乗り込む時にも、運転手に「エクスプロールに行きたい!」と言っておけば目の前で停まってくれます。
席が埋まり次第、発車します。
私たちが訪れた時は、10分ほどで発車しました。
帰りは手をあげてコレクティーボを停めます。
満員だと停まってくれませんが、10〜20分くらいの頻度で来ます。
カンクンから
シカレ行きの直行バスがADOから出ています。
シカレの隣にエクスプロールがあるので、降車後は徒歩で移動します。
バスの所要時間は1時間半。
料金は115〜228ペソ(889〜1755円/2024年10月時点)
ADOのサイトから予約できます。
(日本の電波からはアクセスできません。)
また、カンクンからもコレクティーボがあります。
乗り換えが必要ですが、バスに比べ値段は半額以下です。
乗り場はこちら。
プラヤ・デル・カルメン行きに乗って、そこからトゥルム行きに乗り換えましょう。
持ち物
エクスプロールのチケットはオールインクルーシブです。
チケットには以下が含まれています。
- 入場料
- 各種アクティビティ
- バイキング形式のレストラン
- 休憩所にあるドリンク、軽食
- ウォーターサーバー
- ヘルメットやライフジャケットなどの装備
自身で持っていくものはこちら!
- 着替え
- タオル
- 水着
- あれば防水カメラ
- あればスマホを入れる防水ケース
- マリンブーツやストラップ付きのサンダル(着用必須のアクティビティがあります。)
- パスポート(受付で必要です。25歳以下の方はバギー乗り場でも提示が求められます。)
施設内は水着かラッシュガードで周ります。
バギー以外濡れるので、基本的には手ぶらです。
日焼け止めは環境保護のため市販の物の利用は禁止されています。
当日エクスプロール内で購入可能です。
ロッカーは施設の真ん中に位置しており、
どのアクテビティに行くのにも基本的に前を通ることになります。
ちょっとカメラを置きたい、タオルにくるまりたい、日焼け止めを塗りたい、などあってもいつでも戻りやすい場所にありますよ。
写真について
私たちはスマホを入れる防水ケースをもっていなかったので、
GoProのみ持ち歩いてあとは全てロッカーに預けました。
ちなみに、GoProの自撮り用の長い棒はNGでした。
また、ウォータースライダーのみ完全に手ぶらで乗ります。
ヘルメットにはチップがついていて、施設内にあるカメラが写真撮影してくれます。
撮った写真は後に購入できますよ。
園内の周り方
受付を済ましたら、ロッカーへと向かいます。
トイレ、シャワー、更衣室も同じエリアにあります。
ここで着替えて、濡れたくないものは全てロッカーに預けます。
エクスプロールは、このロッカーの横にあるハートのオブジェが中心です。
各アクティビティは中心から放射線状に位置しているので、周る順番はありません。
オブジェがある中心には、混雑度を表す案内があるので、空いているところに向かいましょう。
ウォーターサーバーもここにあるので、こまめに水分補給できますよ。
各アトラクションの紹介
❶ラフティング
地下水脈をカヌーで巡るアクテビティ。
ラフティングと言ったら、勢いのある川下りのようなイメージですが、
ここでは自力で、狭い道をゆっくりと進んでいきます。
全長550mの長いコースと、短いコースが選べます。
幻想的な鍾乳洞に囲まれながら、
落ち着いて景観を楽しむことができますよ。
❷ジップライン
塔の間に架かっているロープを、滑り下りていく爽快アトラクション。
ジャングルの上を滑空し、奥にはカリブ海を望むことができます。
最後はセノーテ(湖)に着地するというスリルのあるコースです。
シーズンによっては順番待ちの列が続くほど、園内で人気のアトラクションの一つです。
長いコースと短いコースが選択できます。
どちらも最後は濡れます。
長いコースは7本、
短いコースは3本のロープがありました。
(公式サイトには7本と7本、
現地の地図には9本と7本のコースが記載されています。
メンテナンスの関係などで日々変わるのでしょうか…。
イマイチ分かりません。)
水着でハーネスを装着するので、ベルトが擦れてちょっと痛かったです。
私たちは短いコースで満足でした。
もちろん時間がある限り、両方行くこともできますよ!
❸ハンモックジップライン
こちらもジップラインの一種で、ハンモックに乗ってロープを降ります。
通常のジップラインのような高さはありませんが、セノーテ(湖)の上を滑空し、最後は水に突っ込みます。
高所が心配な方は、こちらの方がおすすめです。
一回で2本のジップラインを体験できますよ。
❹洞窟探検
神秘的な地下鍾乳洞を探検できるアクティビティ。
ライトアップされた鍾乳石には、いくつものつららが垂れ下がっており、
狭い道や、ひらけたホールなどを巡ります。
腰ぐらいまでが水に濡れるイメージでしたが、
身長152cmの私は肩まで浸かりました。
ライフジャケットの着用の有無は選べるので、必要な場合は着けてくださいね。
自分のペースで進むことができるので、
じっくり観察するのもよし、
他のアクティビティに行く前に、さくっと訪れるのもありです。
私は食後の腹ごなしということで、お散歩感覚で楽しみました。
マリンシューズや、
ストラップ付きのサンダルなど、
濡れてもいい脱げない靴の着用が必須です。
❺バギー
全長5kmのコースを水陸両用のバギーで駆け抜けるアクティビティ。
大人2名と子供2名まで乗車することができます。
くねくね道のジャングルや、真っ暗な洞窟、吊り橋など、
コースはバリエーションに富んでいて刺激的な5kmです。
運転手は途中で交代することができます。
道中、各箇所にスタッフがいるので、その場でのみ交代が許されています。
こちらは唯一濡れないアクティビティです。
25歳以下の方はパスポートの提示を求められます。
※バギーに乗る時以外は、ロッカーに預けておいてOKです。
❻リバースイム
約400mの鍾乳洞の川を流れていくアクティビティ。
長いコースと短いコースがあります。
泳がなくとも身体は流れていきますが、
カーブするポイントなどがあります。
全く泳げない方は難しいかもしれません。
ライフジャケットを装着するので、溺れる心配はありませんよ。
❼ウォータースライダー
近年登場した新アクティビティ、ウォータースライダー。
私たちが訪れたときは、こちらが一番人気でした。
個人的にも一番楽しかったです!
4人乗りの大きな浮き輪に乗って下っていくスライダーです。
4回大きく落ちるポイントがあるのですが、
絶叫アトラクションと言ってもいいほどのスピード感でした。
こちらは唯一、カメラやスマホなど一切持つことができないアクティビティです。
全てロッカーに預けてから向かいましょう。
レストラン
11時〜16時までオープンしているビュッフェ形式のレストラン。
メインの肉料理、サラダ、パスタやパエリア、ハンバーガーなど種類豊富でどれも美味しかったです。
数えきれない品数でした。
メキシコ料理のセヴィーチェやアグアチレ、カクテルなどもありましたよ!
休憩ポイント
レストランとは別で、ドリンクコーナーが園内に2箇所あります。
ジュースやコーヒーはもちろん、新鮮なフルーツを使ったスムージーがあります。
クッキーやバナナ、りんごなどのおやつもありますよ。
ズバリ、行く価値はある!?
カンクン周辺には、セノーテで泳ぐツアーや、洞窟探検ツアーがいくつもありますが、どこもそこそこ値が張ります。
もし2箇所以上に行きたいのであれば、エクスプロールの方が断然お得です!
ここではツアーじゃない分、自分のペースで巡ることができるのも魅力ですよ。
手荷物の心配がないことも、開放的な気分で楽しめました。
あと、ビッフェが美味しかったのも満足度が高かったです。
初めて食べるメキシコ料理や辛そうなサルサを、ちょっとずつ試せたのもいい経験でした。
アクティブな遊びが好きな方や、大自然を冒険したい方、家族連れの方にはとてもオススメです!
最後に
1日でメキシコ、ユカタン半島の大自然を冒険できるエクスプロール!
是非この記事を参考に、楽しんでくださいね。
旅のことで質問等ありましたら、いつでもお気軽にメッセージください。
わかる範囲でなんでもお答えします!
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