【体験談】オアハカのおすすめ体験!お料理教室で学ぶ伝統食(メキシコ)

メキシコ

メキシコ屈指の人気の街、オアハカ。

多種多様の魅力があり、見どころはたくさんありますが
中でも体験して欲しいのが現地の“お料理教室”

オアハカは美食の街です。
メキシコの中でも先住民人口の比率が最も多い州で、
古い食文化が今でも色濃く残っています。

メキシコ人は皆、
「オアハカが一番料理が美味しいよ!」
と口を揃えます。

実際に訪れてみて美味しいレストランが多く、
さらに伝統料理の種類もたくさんあるので、
いくら滞在しても時間が足りない!と感じました。

そんな中、食体験で最も知識を深めることができたのがお料理教室

充実の内容に美味しい食事を堪能できたので、
こちらの記事でおすすめポイントをご紹介します!

参加日 2024年12月2日
1メキシコペソ=7.7円(2024年12月時点) 
※市場などカード対応していないお店があります。


参加したフードラボについて

私たちが参加したのは、“Etnofood”という
オアハカ食文化の普及を促進しているフードラボが行っている教室。
市内にレストランを構え、様々なワークショップを開催しています。

スローフードの観点から伝統料理を捉え、
作るものは全てベジタリアンやヴィーガンフードです。

ちなみに、オアハカの街では他にも
たくさんお料理教室が開催されています。

街の張り紙やエアビーなどで探すことができますよ。

もちろんベジタリアン以外のお料理を作るワークショップも豊富です!
好みや食習慣に合わせて探してみてくださいね。

口コミや、対応言語などを確認してから予約するのがおすすめです!

Etnofood”のサイト

施設内にレストランや
ワークショップ用のスペースがあります。
今回教えてくれたシェフのお二人!

おすすめポイント

参加してよかった点は、
教えてくれたシェフのお二人がとっても気さくで知識豊富だったことです。

オアハカ出身で、食文化はもちろん、オアハカの街にとっても詳しいですよ!

今回作った料理のレシピのほとんどが、彼のおばあちゃんから継いだものだそう。

本場の伝統レシピはとても貴重なものだと思いますが、
彼は「どんどん使ってほしいし、友達にシェアしても構わないよ!」と言っていました。

伝統を受け継ぐ姿勢は教室でも現れていて、
様々なことをどんどん教えてくれますよ。

メキシコ料理はどんな食材を使うか、
そしてどんなふうに調理されているかを知れるのは
とてもいい体験でした。

いつも「何が入ってるかはわからんけど美味い!」と思って食べていたものが紐解かれたおかげで、
その後もメキシコ料理がより味わい深く感じるようになりました。

お料理好きな方はもちろん、食べることが好きな方にもおすすめです!

レシピをPDFで共有してもらえるので、後日再現することも可能ですよ。
(日本では手に入らない食材もありますが…)

料金・予約方法

エアビーから予約可能です。

時間:①10:30〜15:00
   ②15:30〜20:00

料金:ひとり7,579円(2024年11月時点)
   ※ワークショップの参加費は全額施設に寄付されるため、エアビーサービス手数料は無料です。

場所:オアハカ市内

お料理教室の体験談

まずは市場に買い出し

午前中に集合したら、徒歩5分ほどのメルカド(市場)にみんなで買い出し

食材の説明を聞いたり、
カカオやオアハカチーズの試食をしながら食材を揃えていきます。

近くの村で採れた
新鮮なオーガニック野菜だそうです。
見慣れない野菜やハーブについては説明があります。
フルーツも説明があり、
気になるものは購入してくれます。
(ほぼ全ての種類を買っていました!)
今から使う食材が集まってきました。
オアハカのカカオも試食!
今回は、モレに使います。

メルカドの帰りにトルティーヤ屋さんにも寄りました。

その場で出来立てのトルティーヤに塩をかけて食べたんですが、あまりの美味しさに驚きました。
例えるなら、炊き立てのご飯です。

素朴なんですが、こうゆうおいしさが一番心に響く気がします。

街角にあるトルティーヤ屋さん。
一枚から買えます!
とうもろこしの
いい香りが漂っています。


お料理開始

買い出しが終わったら、早速お料理開始。

この日、参加者は9名でした
みんなで分担して作業していきます。

全て同時に作るのでその場でメモするのは難しいですが、後でレシピを配布してくれますよ


今回作ったものは

  • モレ(複数のスパイス、野菜、ナッツ、チョコなどを煮込んだソース)
  • サボテンの炒めもの
  • チャヨーテ(瓜科の野菜)の炒め物
  • ご飯(メキシコスタイルの炊き方です)
  • サルサ二種(辛いソース)
  • トルティーヤ(タコスに使う生地)
  • ケサディージャ(トルティーヤにチーズを入れたもの)

かなり充実していますが、みんなで作るのであっという間でした。

数種類のチリを使い分けたり、
初めましてのお野菜なんかもどんどん切っていきます。

調理にテクニックは必要なく、誰でも参加できますよ。

また、サルサは一種類はミキサーを使い、
もう片方は石臼を使って潰しました。

現代の便利な方法と伝統の方法、どちらも学ぶことができます。

使用するチリやスパイス、穀物なども
説明があります。
調理法はシンプル!
切ったり炒めたりするだけです。
サルサも味見しながら作っていきます。
メキシコの主食、トルティーヤも
生地から作っていきます。
生地を押しつぶす機械で
簡単に成形できます。

完成!いただきます!

完成したらみんなで中庭に出て、いただきます
全部美味しかったです!

今まで複雑に思っていた味も、
「あのチリの香りがする!」と気付けたり
「このハーブがいいアクセントだな!」と思ったりと、メキシコ料理に対する味の解像度がぐんと上がりました。

作ったもの以外にも、
ハイビスカスティーとメルカドで買ったフルーツもいただきました。

フルーツは気になるけどものがいっぱいあったので、この機会に全部試すことができてよかったです!

最後は修了書をもらいました!



最後に

以上、お料理教室レポでした!

旅の中、その土地を一番深く理解できることは現地の人との交流です。
今回は料理を通して、オアハカの伝統やメキシコの食材を知ることができました。

数多くの有名レストランがあるオアハカですが、
美味しいものに触れるということを、お料理教室で体験してみるのもいい思い出になりますよ


旅のことで質問等ありましたら、いつでもお気軽にメッセージくださいね。