【お散歩MAP付き】気品溢れる街を巡る1日プラン(プエブラ/メキシコ)

メキシコ

首都のメキシコシティからバスで2時間、
グルメと陶器の街、プエブラ。

メキシコの民芸品「タラベラ焼き」の産地であるとともに、世界文化遺産に登録されている気品ある街並みが魅力です。

人口150万人以上を抱える大都市ながら、
見どころは中心に集まっているので
効率よく周れば1日で十分楽しむことができます!

こちらの記事では主なポイントをお散歩コースにして
プエブラの街をご紹介します!

滞在期間 2024年11月23日〜25日
1メキシコペソ=7.7円(2024年11月時点) 
※市場などカード対応していないお店があります。


【MAP付き】1日の流れ

1日の始まりは街の中央に位置するモロテの有名店!
その後は全て徒歩で移動できますよ。

※パラフォキシアナ図書館のみ月曜休館です。
※ヒキガエル横丁の蚤の市は毎週土日に開催されています。

プエブラ1dayプラン
  • 12:00
    アントヒトス・アカプルコ(ランチ)

    ↓徒歩2分

  • 13:00
    パラフォキシアナ図書館 ※月曜休館

    ↓徒歩3分

  • 13:30
    プエブラ大聖堂

    ↓徒歩5分

  • 14:00
    ヒキガエル横丁 ※土曜・日曜は蚤の市が開催!

    ↓徒歩5分

  • 15:30
    エル・パリアン市場

    ↓徒歩3分

  • 16:30
    アーティスト地区

    ↓徒歩10分

  • 17:00
    キャンディーズ通り

    お疲れ様です!


❶【アントヒトス・アカプルコ】プエブラ伝統料理、モロテの老舗

モロテとは、包み揚げたタコスにたっぷりサルサをかけたメキシコの伝統料理

このお店は1962年創業の老舗。
いつも地元の人で賑わっているようです。

あまりの人気に、同じ名前を構えた偽物の店舗ができてしまったほど。
アントヒス・アカプルコはこの一店舗のみなので、お間違えのないように!

外観。
屋台と同じ形式で、立っていただきます。

注文の際、サルサはロホかヴェルデ、どちらにするか聞かれます。

ヴェルデは緑のサルサで、辛味と少し酸味があります。
ロホは赤のサルサで、ヴェルデより辛いです。

モロテは小さいので3個ほど食べるとお腹いっぱいになります。
タコスやトスターダなどのメニューもあるのでそれぞれ少しずつ試すのもおすすめですよ


アクセス

お店は街の中心にあります。


❷【パラフォキシアナ図書館】アメリカ大陸最古の図書館

1646年、当時の司教であるパラフォクス氏が
人々の教育のために設立したアメリカ大陸最古の公共図書館

技巧の凝らした木工芸術で彩られた建物は
メキシコで最も美しい図書館と称されています

ちなみに、当時は“自由に本を手に取れる場を”という願いのもと作られたそうですが、
現在は歴史的に貴重な資料が所蔵されているため
一般の人は本に触れることすらできません。

ただ、美しい館内は一見の価値ありです!

外観。
定期的にイベントも開催されています。
この日は地元の楽団による演奏が行われていました。

アクセス

モロテ屋さん、アントヒス・アカプルコから徒歩2分ほどです。


❸【プエブラ大聖堂】壮観な街のランドマーク

プエブラの歴史地区の観光で欠かせないのがこちらの大聖堂。

建設は16世紀後半から始まり、あらゆる時代を経て改修が行われた為、
バロックやルネサンスなどの多様な建築要素が取り入れられています。

そして二つの塔の高さは70mにもおよび、メキシコで一番高いんです!
周囲は開けているので、間近で見ると結構迫力があります。

繊細な石細工と、華やかな金箔の装飾が魅力で、
1987年にはプエブラの歴史地区とともに、世界遺産に登録されました

また、大聖堂に隣接している道路も美しいです。
気品ある街でのお散歩を楽しんでくださいね。

周囲の景観。
特に注目してほしいのが外壁に貼られたタイル。
街を上品に彩っています。

アクセス

パラフォキシアナ図書館から徒歩3分ほどです。


❹【ヒキガエル横丁】プエブラ屈指の美観地区 ※土日は蚤の市が開催

コロニアル建築が並ぶフォトジェニックな通り。

土日には蚤の市が開催され、
アンティークの小物を中心に、プエブラのお土産なども出店されます。

ローカルの人も訪れる場所で、とても賑わっていました。
出店がある分、少し道は狭くなりますが、
ゆっくりお買い物を楽しんでくださいね。

※お散歩コースでは1時間半ほど時間をとっていますが、大きなエリアではないです。
蚤の市がない日は人も少なく、
道路も広いのでそこまで時間はかからないと思います!

アンティーク好きでなくても、
なんだか楽しいです。
ショップもたくさんありますよ。

ちょっぴり休憩、おすすめは“ニエべ”

このあたりにはたくさん屋台があります。
ベンチなどもあるので休憩できますよ。

中でもおすすめは“ニエべ”。
スペイン語で“雪”という意味で、つまりシャーベットです。

カップにはチリが塗られていて、
これがすごくいいアクセントになるんです。
辛さはなく、チリの香りをシャーベットと共に楽しむことができます。

味は数種類から選べます。
味見してから購入できますよ。

私は“LOKA”にしました。
きゅうりが描かれていますが、ライムの味でした。
すごく美味しかったです!

アクセス

プエブラ大聖堂から徒歩5分ほどです。


❺【エル・パリアン市場】お土産を買うならココ!

こちらは毎日営業している民芸品市場です。

プエブラ発祥のタラレバ焼きをはじめ、
刺繍の洋服や、革製品、木彫りなどメキシコらしい小物がたくさんあります。

100以上のお店が軒を連ねており、お土産を買うのにぴったりの場所ですよ

プエブラ発祥の“タラレバ焼き”
お土産に人気です。
刺繍のワンピースなど、
オアハカ地方の民芸品もあります。

市場にはお手洗いもあります
一回8ペソ(約61.6円/2024年11月時点)です。

市場は一本道になっていて、
お手洗いは真ん中くらいにあります。

アクセス

ヒキガエル横丁の中心から徒歩5分ほどです。


❻【アーティスト地区】ギャラリーや工房がずらり

アートギャラリーが集まるエリア

プエブラ発祥のタラベラ焼き、織物やジュエリーなど、伝統工芸のショップもたくさんあります

また、ライブペイントやインスタレーションなどの
イベントなども開催されていますよ。

アーティストの方の制作風景が伺えます。

活動開始はゆっくりなのか、早い時間に行くと閉まっているお店が多いです。
夕方に行くのがおすすめですよ!


アクセス

エル・パリアン市場から徒歩3分ほどです。


❼【キャンディーズ通り】あま〜いお菓子がいっぱい

その名の通り、メキシコの伝統的なお菓子を扱うお店が立ち並んでいます

プエブラは“お菓子の街”としても有名です。

植民地時代、かつての修道女たちが
メキシコの食材とスペインの製菓技術を融合させてお菓子を開発したそうです。

そんな古くから伝わるレシピが受け継がれ、
現在はこのキャンディーズ通りを賑わせています。

こちらに並んでいるお菓子は
メキシコ人にとって、日本でいう駄菓子的な存在だそう。

ものすごーく甘いのですが、
個包装のものがあるので少しずつ買うことができます。

試食してから購入できるお店もありますよ。

日本の商店街のようなレトロな雰囲気が可愛いです。
種類は莫大!

アクセス

アーティスト地区から徒歩10分ほどです。


【おまけ】食事はメルカド(市場)がおすすめ!

プエブラは食の街なので、
夜はお好きなプエブラ料理を食べてください。

個人的におすすめなのはメルカド(市場)!
ローカル向けなので、味に間違いはなく価格も安いです。

評判の大型フードコートを構えるメルカドがこちら!
中心地から徒歩20分ほどです。

近場で食事したい方はこちら!
中心地から徒歩10分ほどです。


最後に

以上、プエブラの散歩コースでした。

このコースでは効率よく見どころを周ることができるので
メキシコシティからの日帰りや、
メキシコシティからオアハカの経由地として立ち寄る際にも活用できますよ

是非参考にしてください!


旅のことで質問等ありましたら、いつでもお気軽にメッセージください。
わかる範囲でなんでもお答えします!